平成29年7月30日(日)、梅雨明けしたにも関わらず突然の雷雨など天候が安定しない今夏ですが、しかしこの日も「天心」はお天気に恵まれてます。
茨城県内44市町村のうち、ここ下妻がいよいよ37番目の上映です。
下妻市民文化会館には、いつものように早朝から多くのお客様が詰めかけて頂いたので早々に開場。
午前の回は主催の稲葉本治市長様から、そして夕方の回は同じく主催の横瀬晴夫教育長様からご挨拶を頂戴し、順調に上映がスタート。
1,000名を超えるお客様に観て頂き、大変素晴らしい上映会となりました。
下妻市のみなさん、本当にありがとうございました!!
平成29年7月8日(土)、関東では梅雨明けかと思われる夏空の下、牛久市で「天心」上映会が開催されました。
今回は牛久市と牛久市教育委員会の共催事業として、牛久市中央生涯学習センター・文化ホールでの上映です。
いつものように朝早くから沢山のお客様が並ばれ、スタッフ一同嬉しい悲鳴。
今日の司会は、地元牛久でコミュニュケーションテレビ「ちゃんみよTV」を主催している綾部みよさんです。
天心と牛久との関わりや、映画製作の秘話など監督との楽しいトークであっと言う間にお開きの時間。
牛久市のみなさん、本当にありがとうございました!!
夭折した天才画家、菱田春草を支えた細川護立ゆかりの熊本市での「天心」上映です。
今回は、昨年の熊本地震からの復興を願った『大熊本県立美術館展 リターンズ』との協力企画。
熊本の皆さん、ぜひ御覧ください!!
平成29年8月5日(土)上映①10:30 ②14:00③18:00 全席自由・先着順(30分前開場)
熊本市国際交流会館ホール(中央区花畑町4番18号)
[前売券(消費税込)] 一般・ シニア1,000円(販売取扱は下記まで)
○熊日プレイガイド(びぷれす熊日会館 地下1階 エレベーター前)
熊本市中央区上通町2-4 TEL:096-327-2278/FAX:096-327-2311
○チケットペイ(ファミリーマートにて発券・詳細はこちらまで)
[当日券(消費税込)] 一般・ シニア1,300円、中高生800円(ホール前の当日受付で販売)
※アート&文化割引:美術を学ばれている学生さんやお茶やお花の稽古をされてる方、カルチャースクールで学ばれてる方は、該当する料金より100円割引いたします(前売は当日受付でキャッシュバック)
お問合せ:映画『天心』製作委員会 ☎070-5021-5434
後援:熊本県文化協会/協力:熊本県立美術館、崇城大学・芸術学部/主催:映画『天心』製作委員会
【協力企画展】大熊本県立美術館展 リターンズ
平成29年7月15日(土)~9月3日(日)
熊本県立美術館・本館
大観、春草、観山らの作品も出品!
横山大観《焚火》《山路》、
菱田春草《落葉》《黒き猫》《六歌仙》、
下村観山《女》など日本画の最高傑作を一堂に
※会期中に展示替えがあります。
詳しくは熊本県立美術館(096-352-2111)まで
横山大観《焚火》(部分) 会期中通期展示
日本の近代美術に大きな足跡を残した岡倉天心と弟子たちとの師弟愛を描いた映画「天心」を牛久市で上映することが決定しました!
松村監督によるトークショー(上映会各回終了後実施)や、撮影で使用した日本画のパネル展示など特別のイベントもありますので是非ご来場ください。
日時:平成29年7月8日(土)
①10:30~ ②14:00~ ③17:30~(各回30分前会場)
会場:牛久市中央生涯学習センター・文化ホール
入場料: 一般/シニア1,000円 中高生800円 (税込み) 全席自由・先着順
チケット販売所:
●中央生涯学習センター(柏田町1606-1 9:00-17:00)☎029-871-2301
●エスカードプラザ(牛久駅西口駅前エスカード牛久ビル2F 10:00-17:00)☎中央生涯学習センターへ
●ウインズ・ユー(中央4-12-3 10:00-閉店まで)☎029-870‐3663
主催:映画『天心』製作委員会 共催:牛久市/牛久市教育委員会
上映会お問い合わせ:029-871-2301(文化芸術課)※第2・第4月曜休館
平成29年2月18日(土)、茨城県東海村での上映報告です。
春一番の翌日となったこの日、寒気が再び入ってきたにも関わらず、朝から沢山のお客様が会場の東海文化センターにご来場いただきました。
「天心」にとって東海村は県北で最後の上映地でしたが、ようやく実現できました。
地元で上映されるのを長く心待ちにして頂いたお客様も多く、私たちも上映できたことを大変嬉しく思います。
そして、ここ東海村は全国・海外併せて120ヶ所目でもあり、これで茨城県44市町村のうち、未上映は8市町を残すのみとなりました。
県内全市町村で上映したいという、「天心」の目標まであとひと頑張りです。
東海村の皆様、どうもありがとうございました!
兵庫県丹波市立・植野記念美術館で映画「天心」が上映されます。
2015年物故された地元の日本画家、常岡幹彦の足跡を振り返る『常岡幹彦展 -彩と玄のあいだ-』(平成29年1月14日~3月12日)に併せ、同館での同時上映です。
皆様、どうぞよろしくお願いします。
常岡 幹彦(つねおか みきひこ)は、1930(昭和5)年に兵庫県氷上郡柏原町(現丹波市柏原町)で生まれ、県立柏原高等学校を経て東京藝術大学で日本画を専攻しました。卒業後は日展を舞台に研鑽を重ねました。端正な花鳥画を得意とし東京美術学校の教授でもあった父常岡文亀(つねおか ぶんき)の存在を常に意識しながら、次第に山水画・風景画へと傾斜していきます。後に集団から離れ、雄大な風景画を専らとする独自の画境を拓きました。
このたび植野記念美術館では、昨年物故された日本画家「常岡幹彦」の主に丹波に残された作品から、氏の足跡を振り返ります。
★ ミュージアムシアター(映画会)
日時:平成29年2月26日(日曜日) 12時30分受付・開場/13時30分開演
会場:植野記念美術館 2階 研修室
上映作品:「天心」―近代日本美術史学の開拓者「岡倉天心」の生涯―
参加費:無料 ※但し別途展覧会の観覧料が必要
予約:電話受付(0795-82-5945)
定員:100名になり次第締切(電話予約が必要)
http://www.city.tamba.hyogo.jp/site/bijyutukan/tsuneokamikihiko.html
いよいよ、県北最後となる東海村での上映です!!
平成29年2月18日(土)東海ワンコイン劇場特別編
【会場】東海文化センター
【上映スケジュール】〔1回目〕10:00 〔2回目〕13:30 〔3回目〕17:00
◎各回の上映後に監督・プロデューサーによるトークショー(約20分)があります!
【入場券販売】1月21日(土)~
全席自由 500円(税込)
※3歳以上は有料となります。入場券は1枚につき1回、1名様に限り有効
●窓口販売 9:00~/●電話予約13:00~
※窓口販売で完売した場合、電話予約は行いませんのであらかじめご了承ください。
※上映会当日、会場には午前9時30分から入場できます。
※ホール内での飲食は厳禁となります。飲食の際は休憩室をご利用ください。
【お問い合わせ】(公財)東海村文化・スポーツ振興財団(東海文化センター)☎029-282-8511
主催:(公財)東海村文化・スポーツ振興財団
共催:東海村教育委員会/映画「天心」製作委員会
後援:東海村
平成29年1月5日付・読売新聞に映画「天心」の記事が掲載されました。
「天心の再起 復興に力」銀幕に映える<3>
日本近代美術の父とも言われる岡倉天心。彼の生涯を題材にした映画「天心」(2013年)は、北茨城市が主なロケ地だ。公開から3年以上たつが、多くの人に見てもらおうと、今も県内外で上映会が開かれている。
「新しい日本画の創造を目指した岡倉天心のの再起の物語。東日本大震災から復興に向かう茨城の姿を重ねながら制作しました」
星加正紀プロデューサー(57)は、多くの地元住民らに支えられ、制作断念の危機を乗り越えることができた経緯を振り返った。(以下、紙面へ)
本当に悲しいお知らせです。
『ウルトラマン』シリーズや鈴木清順監督作品など、数々の名だたる作品で美術デザイナーを務められた池谷仙克(いけや・のりよし)さんが2016年10月25日、がんで亡くなりました。76歳でした。(J-CASTニュースより)
わたしたちの「天心」でも、海のものとも山のものとも知れない企画当初から、池谷さんに関わっていただきました。
驚いたのは、初稿の段階で打ち合わせしましょうという時に、すでに香盤表を作って臨んでいただいたことです。
こちらとしては、初稿なのでクランクインまでまだ稿を重ねる旨を申し上げましたが、池谷さんは「これがないと僕らは始まらないからね」と笑っていました。
事実、それから20稿も重ねることになるのですが…。
そして2011年2月25日、池谷さんら美術部スタッフとの五浦ロケハンです。
朝からの快晴で、五浦の海も素晴らしいロケーション。
まずは天心邸から六角堂を経て天心五浦記念美術館、昼食は館内のカフェテリアで。
景色抜群のテラスでのランチに池谷さんも大満足。
午後は、美術館から降りた所にある旧日本美術院の跡地に。
ここで池谷さん、タバコを吸って長考です。
100年前、実際にここで天心や大観、春草、観山、武山らが活動したことに池谷さんご自身が想いを馳せていたのでしょう。
しかしその半月後、あの東日本大震災が起こり映画どころではなくなったとは私たち誰も予見できませんでした…。
この写真は震災前の2011年2月25日、旧日本美術院跡地でのワンショットです。