映画「天心」竹中直人、中村獅童演じる美術界の師弟が新天地とした「五浦六角堂」(北茨城市)

産経新聞2015.2.8付【ロケ地巡りの旅】に掲載されました。

天心の生誕150年、没後100年記念として構想されていた映画「天心」(松村克弥監督)の制作も震災で一時危ぶまれたが、北茨城市の豊田稔市長と地元住民が「映画を復興のシンボルに」と映画の実行委員会を牽引。六角堂再建後の24年11~12月、周辺の旧岡倉天心邸、太平洋を一望できる「日本美術院」のロケセットなどで撮影が行われ、これまでに県内外の各地で上映されている。
約3週間にわたり出演者やスタッフらが宿泊したという五浦観光ホテルの村田文彦専務は「厳しい寒さの中、深夜まで撮影が続くこともあり、疲労回復効果のある温泉がとても喜ばれました」と振り返る。
震災後の風評被害で落ち込んだ五浦地区の客足は、震災前の6、7割程度までしか回復していないという。村田専務は「五浦は天心の“再出発”の場所。映画をきっかけに、ここから始まる復興を全国に発信したいですね」と話す。
天心が絶望のふちから、日本の未来を見つめた場所。時代を超えてそこに重なる人々の思いに、静かな感激を覚えた。(水戸支局 緒方優子)

http://www.sankei.com/region/news/150208/rgn1502080001-n1.html

3月14日(土)土浦市上映報告&10万人達成!

梅花満開のこの日、土浦市民会館大ホールでの上映報告です。
いつものように、早朝から大勢のお客様にお並びいただき本当にありがとうございます。
藤田加奈子さんの司会により中川清土浦市長、井坂隆土浦市教育委員会教育長からのご挨拶に続き、「天心」で地元名士役を演じられた阿見町出身で土浦一高OBの俳優熟田一久さんや、スクリーンでの映画鑑賞活動を長年続けられている「シネフォーラムつちうら」の福田勝夫代表と監督とのトークショーを開催。
この上映会の企画から実施まで大変ご苦労いただいた土浦一高OB・OGのの皆さま、そしてロケでもお世話になった「霞月楼」さんなどなど、土浦市民の方々へ心より御礼申し上げます。

そして、この上映会でついに全国10万人目のお客様をお迎えすることができました。
10万人目は、かすみがうら市からお越しの石崎律子様です。

石崎様は、映画の舞台となった五浦と同じ茨城県北部の日立市ご出身、昨年2月16日にスタートした地域上映も日立市民会館だったことを思うと、これも何か深い縁を感じます。
「天心」にとって10万人は大きな目標ではありますが、20万人へのスタートラインでもあります。
茨城県でこれだけ多くの方々に観ていただいた作品を、更に全国そして世界の方に届けて參ります。
今後共、どうぞよろしくお願いします。

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茨城新聞3月15日付           朝日新聞3月18日付


茨城新聞3月13日付  産経新聞3月13日付

3月14日(土)土浦市民会館・大ホール上映のお知らせ

平成27年3月14日(土)上映①10:30②14:00③17:30(各回開場30分前)
土浦市民会館・大ホール(土浦市東真鍋町2-6)
[前売券]一般1,300円、 シニア(60歳以上)1,000円、中高生800円・消費税込、全席自由(先着順)
[当日券]一般・ シニア1,500円、中高生800円
※ 映画「天心」製作協力券、及び全国共通特別鑑賞券もご使用になれます。
[プレイガイド]土浦市民会館 ☎029-822-8891/土浦市教育委員会文化課 ☎029-862-1941/土浦市亀城プラザ ☎029-824-3121/JA土浦(本店)☎029-822-0534/ワークヒル土浦 ☎029-826-2622/龍ケ崎市文化会館 ☎0297-64-1411/さんぱるタバコセンター ☎029-830-4356

主催:映画『天心』を上映する会 共催:一般財団法人土浦市産業文化事業団
後援:土浦市/土浦市教育委員会/土浦市文化協会/土浦市国際交流協会/土浦商工会議所/土浦市観光協会/土浦商店街連合会/JA土浦/土浦市小中学校PTA連絡協議会/シネ・フォーラムつちうら/株式会社ラクスマリーナ/霞月楼/土浦一高進修同窓会
協力:映画『天心』製作委員会
お問合せ:土浦市民会館☎029-822-8891

3月7日(土)阿見町上映会報告

文字通り三寒四温の「寒」にあたるこの日、しかし会場の阿見町かすみ公民館では上映前に冷たい雨もあがり、無事にお客様をお迎えすることが出来ました。
阿見町では昨年8月23日本郷ふれあいセンターに続く2回目の上映にも関わらず、鑑賞応募が殺到したため早々の満員札止めです。
「まい・あみ・アンバサダー」の下岸新二さんによる司会に続き、主催の阿見町・天田富司男町長からご挨拶をいただき早速上映開始です。
そして終映後は、元茨城放送アナウンサーで『あみ大使』でもある藤田加奈子さんと松村監督に加え、谷田部事務局長による楽しいトークショーです。
撮影の裏話や、天心や大観、春草たちの想いをお互い語るうちに、あっという間にお開きの時間となりました。
夜遅く最後まで熱心に鑑賞していただきました阿見の皆さま、本当にありがとうございました!

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春草、幻の未完画発見 「雨中美人」納得いかず出展断念

明治時代の日本画家、菱田春草(しゅんそう)(1874~1911)の未完成作品「雨中美人」が東京都内の遺族宅で見つかった。4日、春草の出身地である長野県飯田市の市美術博物館が発表した。亡くなる前年に文部省美術展(現在の日展)への出品をめざして制作を手がけながら、途中で断念した幻の作とみられる。
「雨中美人」は六曲一双、12枚の屏風(びょうぶ)絵。縦1メートル65センチ、横はつなげると7メートル33センチになる。妻千代さんをモデルにした女性が描かれ、彩色が施されている。ほかの人物と背景の柳の木などは、墨や鉛筆、木炭による下書きの状態だ。
春草が36歳のときの作品で、人物デッサンと下絵の一部の存在は知られていたが、全体像がわかるのは初めて。孫の自宅で今年1月、屏風からはがして丸めた状態で見つかり、同館に寄託された。
1910(明治43)年の第4回文展に出品予定だったが、着物の灰色が思うように描けなかったため先送りしたことが、関係者の残した著述で明らかになっている。代わりに5日間で完成させて出品した「黒き猫」は国の重要文化財に指定されている。
春草は横山大観、下村観山らとともに岡倉天心に学んだ。「朦朧(もうろう)体」と呼ばれる輪郭線を描かない画法でも知られる。
作品は21日から4月19日まで同館で開かれる特別展「創造の源泉―菱田春草のスケッチ」で公開される。
2015年3月5日付朝日新聞夕刊

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3月5日(木)茨城町明光中学校上映報告

今日は、町制施行60周年を迎えた茨城町の学校上映の二校目です。
午前に続き、明光中学校でも体育館での「天心」上映。
校長先生より生徒達に、天心らと茨城の繋がりを解説していただきました。
茨城町の皆さん、本当にありがとうございました。
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3月5日(木)茨城町青葉中学校上映報告

町制施行60周年を迎えた茨城町の学校上映です。
春らしく暖かな午前、高校受験も終えてホッと一安心の青葉中学校。
昔ながらに体育館での「天心」上映です。
卒業式を間近に控え、1年生から3年生まで全校生徒が一同に映画を鑑賞するのも最初で最後かもしれません。
皆さんの心に残る上映会になったのではないでしょうか。

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