菱田春草生誕地公園完成のお知らせ

飯田市仲ノ町出身の日本画家、菱田春草の生誕地を整備し作られた「菱田春草生誕地公園」が25日までに完成し、事業主の市をはじめ、地元住民や菱田家関係者らの出席のもと、開園式が開かれる。(中略)
公園整備の動きは、2010年橋北地区市政懇談会において、春草没後100年を迎えるにあたり「案内板が立つだけのさびしい現状から、飯田市の宝である春草をしっかりと顕彰できるような場所にしたい」とまちづくり委員会が市に要望したことをきっかけにスタート。
11年8月には、「春草誕生の地整備を願う市民の会」(会長・柴田忠昭商工会議所)が発足し、9月から目標金額2000万円を掲げ、土地取得や整備工事に充てるための募金活動を開始した。
募金は、飯田下伊那地域の個人や企業、団体をはじめ、首都圏在住の飯田出身者などからも寄せられ、公園の完成を間近に控えた2月末までに、目標を超える2100万円が寄せられた。
このうち、1800万円を市に寄付。残り約300万円を同公園の維持管理を行う「春草公園を愛する会」へと引き継いだ。
開園式では、園内に設置された、横山大観直筆の書「菱田春草誕生之地」(飯田市美術博物館蔵)を原寸大で再現したモニュメントの除幕式などを実施。

平成27年3月29日付南信州新聞

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