「天心・六角堂復興プロジェクト」 の活動が「2012年度グッドデザイン賞」に輝く!

 茨城大学では、このたび 「天心・六角堂復興プロジェクト」 の活動で「2012年度グッドデザイン賞」 (主催 : 公益財団法人日本デザイン振興会) を受賞いたしました。 「天心・六角堂復興プロジェクト」 は平成23年3月11日の東日本大震災に伴う大津波により流失した 「六角堂」 (登録有形文化財) を再建するために天心遺跡の管理者である国立大学法人茨城大学が発足させたプロジェクトです。
再建にあたっては、 「岡倉天心記念六角堂復興基金」 を設立し、国内外の多くの方々に呼びかけると共に茨城県建築士協会の協力を仰ぎ、多才な専門家たちと様々な角度から創建当時の六角堂の検証を行い、 「天心の想いを込めた創建当初の姿に復元する」 という8点の復元方針のもと、各方面の協力を得ながら再建を進め、平成24年4月17日竣工を迎えことが出来ました。
なお、 「天心・六角堂復興プロジェクト」 は11月23日 (金) から東京ビッグサイトで開催される受賞発表展 「グッドデザインエキシビジョン2012」 に出展されます。表彰式は、11月22日 (木) に同会場で開催される予定です。

「天心・六角堂復興プロジェクト」が「2012年度グッドデザイン賞」を受賞!
     http://www.ibaraki.ac.jp/news/2012/10/011814.html

審査委員の評価

 明治38年岡倉天心自ら設計し建てた五浦六角堂は、平成15年に登録有形文化財に認定されたが、東日本大震災の大津波よって台座を残して流失した。失ってその力の大きさを改めて感じ、多くの人々から再建を望む声があがった。茨城大学が中心となり、行政、市民、文化財、観光関係と連携、設計にあたっては茨城県建築士会や専門家たちとさまざまな角度から創建当時の六角堂の検証を行い、関係者が一体となって再建したプロジェクトである。それは単なる復元という枠を超え、創建当初の天心の精神をも読み取ることで、被災した多くの人々に勇気や希望を与え、地域振興の力に繋げた意義は大きい。

担当審査委員| 南雲 勝志 (ユニット長) 大島 礼治 黒川 玲 手塚 由比 堀井 秀之 森田 昌嗣