大相撲の元関脇・安芸乃島(45)=高田川勝巳さん=が、親方として指導する高田川部屋の力士らの合宿所が稲敷市に誕生し、26日、お披露目され た。「浮島高田川道場」。運送業で財をなした故宮本昭行さんの自宅だった「旧宮本邸」を、「相撲取りになりたかった」という亡夫の遺志を継ぎ、妻澄江さん (69)が改装して提供した。
旧宮本邸の庭園の一部や離れを撤去し、立派な土俵や「ちゃんこ場」、大きな風呂を新設した。25人の力士が年に数回、稲敷市の新道場で稽古を積むという。
宮本さんが初代貴ノ花の支援者だった縁で、貴ノ花に誘われて相撲界入りした高田川親方も「中学を卒業した15歳のころから宮本さん夫妻には可愛がってもらった」という。
下記写真は新設された土俵で相撲を披露する力士たち=稲敷市浮島
※ 記事および写真は 朝日新聞 MY Ibaraki 2012年08月27日 掲載記事を引用