映画「天心」実現めざして! 苦闘・奮闘!監督日記 準備完了まで あと196日!

2月15日(水)

告知通り、キネカ大森にて名作「竜二」のトークショーに行ってきました。

劇場の人から聞いたところ、何と土日は満員立ち見だったとか!しかしこの

日は平日ゆえ、少し厳しいかも・・・と心配いただきましたが、ほぼ、ざらっと入る予想以上の盛況に感激。さすが僕の力(笑)ではなく「竜二」の時代を超える力!20年ぶりくらいに見ましたが、やはり心に沁みる傑作ですね。主演の金子さんはまさにこの竜二をやるために生まれ、壮絶に生き切った・・と痛感。キネカの支配人、長島さんは美人だし、男性スタッフもイケメンで(笑)おまけにこだわりの二本立ても素晴らしくイマドキ貴重な映画館ですね。東京テアトルの沢村さんも有難うございました!ぜひ、また企画してください

撮影監督の川越さんとのトークも実に楽しかった。川越さんとは「竜二」で気弱な若いヤクザを熱演した桜金造さんがいた人気お笑いグループ「ザ・ハンダース」の30年後を追いかけたフジテレビのドキュメンタリーも作ったのですが、ここまで「竜二」の話を聞けたのは初めて。金子さんはよく紹介されるように暴力団にいたような事実は一切なく、もう一本の映画「チ・ン・ピ・ラ」の柴田恭兵、ジョニー大倉のモデルになった2人と知己だったので、あのリアルな演技を出来た。普段は本当におとなしい、いい奴だった。ラストの名シーンの舞台になった幡ヶ谷界隈の肉屋さんや、竜二が働く昭和な酒屋さんは現存し、肉屋には今も「竜二」を見て来たというファンもいるなど、話は尽きず。ちなみに、「竜二」の上映に多大な協力をした名画座「上板東映」の元支配人、小林さんが僕のデビュー作「オールナイトロング」のプロデューサーをやってくれました。その小林さんも4年前の桜咲くころに亡くなり・・・果たして、僕は「竜二」のような作品を撮れたのか。「天心」で果たせねば・・・

(右が川越さん 左が松村)

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