東海村の高齢者施設にて、素晴らしいゲストと対面!あの「笑点」の座布団で有名な山田隆夫さんと会いました。この日は慰問に訪れ、笑点の座布団を施設のお年寄りさんたちにプレゼント。笑点でおなじみの色紋付姿で颯爽と登場され、涙あり、笑いありの軽妙トークを披露して、会場は大賑わい!
山田さんといえば、僕らの世代には、野郎にも人気あった、珍しい男子アイドル「ずうとるび」のメンバー。そして、邦画史上に残る傑作「最後の早慶戦」「キネマの天地」さらには、あのスピルバーグの戦争超大作「太陽の帝国」にも出た名優です。どれも軽妙で、滑稽で、しかし彼にしか出せないペーソスあふれる人物リアリティもあって、実に良かった。特に、「キネマの・・・」の照明技師の役は、昔の古き良き活動屋気質を見事に体現され、秀逸でした。
山田さんを紹介してくれたのは、私の友人であり、自宅周辺の谷中の飲み仲間の仙若さん。江戸太神楽の曲芸の名手でありながら、俳優の顔も持つ多芸な人。私が桜舞う谷中を舞台に撮った、乱歩原案の短編幻想ファンタジー映画の主役もしてくれました。
この日は、山田さんらと食事をし、映画の裏話に花が咲き、大変楽しいひととき。しかも山田さんから「映画『天心』で、お座敷などでの座布団運びのシーンがあったら喜んでやります」の言葉が!有難うございます!もう少し違う役で(笑)一考します。それには、いつもと同じになるが、まず実現が・・・