茨城県天心記念五浦美術館で、平成30年8月31日(金)~10月8日(月・祝) 企画展「金 -KIN-」を開催します。
そして天心の命日である9月2日(日)、同館講堂で映画「天心」が上映されます。
企画展で春草たちの作品を楽しんだ後は、ぜひ「天心」も御覧ください!
平成30年8月31日(金)~10月8日(月・祝)
企画展「金 -KIN-」
日本画における金の魅力を紹介する展覧会。光り輝く金は世界各地で様々な意味や機能を持ち、金箔や金泥は日本の美術工芸品にも好んで用いられました。多様な表現技法が編み出された金は、ときには仏画における聖なるものの表現として、権力者を荘厳するものとして、あるいは日月を表すものとして使用され、自然光の表現に用いられるほか、墨と対比させることで互いの色彩を際立たせる効果も持ちます。近代以降も、日本画において金は重要な画材でした。例えば、五浦の作家である菱田春草や木村武山らは江戸時代の琳派に学んで金屛風を描いたほか、戦後に活躍した片岡球子や上野泰郎らも金の表現に挑みました。本展では近代以降、更なる表現を獲得した金の魅力に迫ります。
関連映画会 9月2日(日)10:00〜、14:00~/講堂/定員114名
「天心」2013年/122分/カラー/日本