復興支援映画 岡倉天心をテーマとした映画「天心」

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「國華清話会」会報(第二十三号)に掲載された「映画『天心』を観て」は注目の批評です。
執筆者・河野元昭先生と、編集・発行の國華社様のご許可を賜り、当ホームページ上に全文転載させていただくことになりました。
ご厚意に深く感謝申し上げます。
画像をクリックすると、オリジナルのサイズでご覧できます。

『國華』は岡倉天心らが日本美術の振興を目指し明治二十二年(一八八九)に創刊以来、その遺志を継ぎ、現在も同誌名で発行されている美術専門誌(朝日新聞出版刊)です。これを支えているのが美術界の関係者で構成する団体「國華清話会」です。

河野元昭先生
(一九四三年東京生れ。日本美術史(近世)、京都美術工芸大学学長、東京大学名誉教授、秋田県立近代美術館名誉館長、『國華』編輯委員)

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映画「天心」に寄せて、映画『黄泉がえり』『この胸いっぱいの愛を』の原作者としても知られる作家の梶尾真治さんよりコメントを頂きました!

~「天心」を推します~

日本の伝統美を守ったという表面的知識しかなかった岡倉天心の半生を描破した本作。
その目的を果たすための、狂気の一歩手前の妄念とも煩悩ともつかない行動力は、開いた口が閉じない迫力。
天心という人物が、はったり屋の詐欺師だったのか、真のカリスマだったのか、ぜひともあなたご自身の目でご確認ください。とにかく、天心のキャラクターに圧倒されること確実です。

梶尾真治 (作家)

映画「天心」に寄せて、タレントのパックンさんより絶賛コメントを頂きました!
パックンことパトリック・ハーラン(Patrick Harlan)さんは、フェノロサと同じハーバード大学出身なだけでなく、天心の故郷である福井県で英語を教えていました。
100年を越えて天心と繋がるパックンさんからの絶賛コメントです!

明治維新以来、荒波に打ちつけられ続けている現在の日本にも天心が必要なのかもしれない。ありきたりのものに満足しない、新しい何かを生み出すクリエーター、その才能を育てる指導者、その作品を世界に発信するコミュニケーター。そんな能力、そんな存在が今こそ不可欠であろう。「天心」には感動も娯楽もあるが、他と違って、インスピレーションやモチベーションもくれるのだ。日本を信じて、その良さを新たに開発していこうと心を決めるきっかけにもなる貴重な物語だ。
パックン(パックンマックン)

芸術の道は厳しい、と言うは易い。
だが、その厳しさの具体的な姿を思い浮かべられる人がどれだけいるだろうか。
妻子を貧乏や飢えに陥らせようと、己の信じる道を歩む。
それができない者は、芸術に殉じる覚悟を持ち得ない。
大観、春草、観山、武山。天心が見込んだ弟子たちは日本画の究極を目指し、果てしない修業を続ける。
常陸灘の荒波がその難行を際立たせ、われわれ観客を粛然とさせるのだ。
芸術に打ち込む者たちの崇高な思いがここにある。
松村克弥監督は、天心たちも見た現地の風景を十分に生かす中で明治の峻烈な芸術家精神をみごとに再現した。
映画評論家 寺脇研(映画プロデューサー 京都造形芸術大学教授)

私 はこれまで、岡倉天心を“生臭い”人物だと思ってきた。
だが、教科書に載る歴史上の偉人としての天心は、多くの人にとって“生臭い”とは 思われてこなかった。
この映画は、そんなギャップを埋めるために大きな役割を果たすと思う。
アカデミズムの頂点に立つ人物がスキャンダルにまみれ、都落ちし、海外に活路を求める。
しかし、そんな天心も、没後の神格化によってその実像がぼやけてしまった。
だから、天心生誕150年、没後100年のいまに至っても、日本画、院展、大観といった決まり文句の権威がはびこる。
天心も大観も春草も観山も、必死だった。少なくとも若いころは。
だが、大観が天心という御輿を担ぎ、大観に続く凡庸な画家たちがさらに大観という御輿を担いで、日本画は実質的に滅びてしまった。
いま、“生臭い”天 心の姿を直視することによって、ようやく日本画の、日本美術史の再生がはじまるのだと思う。
この映画を観て、そんなことを考えさせられた。
美術評論家 山下裕二(明治学院大学教授)

いささか遠い存在の岡倉天心。
その天心を、〝美〟に対する野心やエゴを含め、限りなく人間臭く描いているのが面白い。
若き画家たちへのパワハラ同然の叱咤激励。
ガチッとした構成の映像も美しく、特に茨城・五浦周辺の風景は、それ自体が動く画のよう。
この作品を観て、改めて大観、春草、観山らの画を鑑賞したくなった。
復元された「六角堂」にもぜひ行かねば。
北川れい子

映画『天心』に寄せて、「開運!なんでも探偵団」でご活躍の
(株)思文閣代表取締役社長 田中大さんより素敵なコメントを頂きました!

五浦の月は、あまりに美しかった。
混沌とした明治時代に、天心という陽がのぼり、春草という月を照らした。
そして大正、昭和を大観という陽が照らす……。
平成の現在〈いま〉、私は日本美術の再興を念じてやまない。
もう一度、あの五浦の美しい月を見たいのだ。

田中大(㈱思文閣代表取締役社長)

映画『天心』に寄せて、東京藝術大学宮田学長よりコメントを頂きました!
2013年9月2日、東京藝術大学で行った映画『天心』完成披露試写会に、天心が校長を務めていた当時の制服を着て登場頂いた宮田学長。天心の精神がいっそう身近に感じられ、キャスト・スタッフ一同大感激でした!

 

素晴らしかったのは、背景や空、月など絵画にまつわる自然を実に丁寧に時間をかけて、いい場面を撮ってることにとても感動しました。
このまま絵になるな、と思った所が一杯ありましたね。
天心を表現するにあたり、日本画の新しい切り口を作るには、自然の美しさをどう捉えるかという、シナリオに書かれてない部分で監督やカメラマンが大変苦労したと思います。
久しぶりに丁寧な映画を観て、嬉しかったです。

宮田亮平(東京藝術大学学長)

 

11月16日(土)シネマート新宿での久保観光庁長官のご挨拶の模様を観光庁HPに掲載いただきました。
http://www.mlit.go.jp/kankocho/topics05_000084.html

 平成25年11月16日、新宿で行われた映画「天心」の舞台挨拶におきまして、観光庁の久保成人長官が挨拶しました。

本映画は、近代日本美術の発展に大きく貢献した岡倉天心を題材にしたもので、代表的なロケ地が東日本大震災で被災を受けた茨城県北茨城市であったことから、復興支援映画とも銘打たれております。

久保長官からは、天心ゆかりの六角堂が被災でいったんは消失したにもかかわらず市民の協力により復元したこと、また天心が苦難を乗り越えて再起を果たしたことから、復興のシンボルにふさわしい映画である旨等について、挨拶を申し上げました。

この映画をご覧になった多くの方が天心ゆかりの地を訪問し、さらなる震災からの復興や観光を通じた地域活性化につながることを期待しております。

 

長官に応援をいただいて映画「天心」を全国に広めていきたいと思います。