第8回小田原映画祭~シネマトピア2014~で上映決定!!

第8回小田原映画祭~シネマトピア2014~のオープニング上映として、秋の夜、小田原城銅門で「天心」を上映します。荘厳な雰囲気の中で映画をお楽しみください。

■9月27日(土)オープニングイベント 開場:17時30分/開始17時50分~
○ オープニングセレモニー 小田原映画祭実行委員長・阿藤快による開会宣言
○ 小田原城銅門野外上映会「天心」
○ ビデオメッセージ:松村克弥監督
○ ゲストトーク:キタキマユ、加藤憲一小田原市長、豊田稔北茨城市長、三輪五十二茨城大学特命教
授、阿藤快実行委員長
会場:小田原城銅門(雨天時:三の丸小学校アリーナ) 
料金:1,000円【前売のみ(8/24~9/26)・販売所(小田原市内)】伊勢治書店(本店、ダイナシティ店)、ポタジェララ、ダイナシティウエストチケットぴあ、平井書店
<お問い合わせ>
小田原映画祭実行員会事務局 
E-mail:info@odawaraeigasai.sakura.ne.jp
tel:090-7214-6401(担当 大塚)

8月23日 阿見町上映会報告

お盆は過ぎたとは言え、まだまだ猛暑が続いてますね。
そんな中、8月23日(土)阿見町本郷ふれあいセンターで上映会が開催されました。
阿見町は、霞ヶ浦に臨む風光明媚な所ですが、戦前戦中は海軍航空隊予科練の街としても知られています。
帝都・東京に近く「静かな内海」霞ヶ浦はじめ飛行訓練のため開けた場所が必要だった海軍航空隊にとって、茨城県は最適の地だったようです。
1929年8月、世界一周を目指す飛行船グラーフ・ツェッペリン号や、1931年8月水上機シリウス号に乗って北太平洋横断飛行中のリンドバーグ夫妻が霞ヶ浦に来航したのも、こうした利便性を考慮してのことだと思います。
県内には、幾つかの航空基地跡を戦争遺蹟として後世に語り継いでおり、この阿見町も予科練平和記念館や雄翔館という予科練関係の施設があります。
そんな歴史ある町での「天心」上映、会場の座席はあっという間に埋まってしまいました。
早々の満席に、主催の阿見町教育委員会さんも嬉しい悲鳴。
阿見町のみなさま、本当にありがとうございまいした!!

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8月2日 石岡市民会館上映会報告

連日の暑さにも関わらず、石岡市民会館大ホールにて「天心」上映会が開催されました。
主催の石岡ハーモニーネットさんは、男女共同参画推進を基軸に様々なイベントを手がけている市内のグループです。
今回、石岡市、石岡市教育委員会、石岡市社会福祉協議会、石岡商工会議所、石岡市八郷商工会、いばらきコープ生活協同組合、石岡ライオンズクラブなどの後援を頂き、また市内の高校生もボランティアとして会場運営に参加して貰いました。
石岡では、若き覚三が明治15年の東京の街を見下ろすシーンを、なんとパラグライダー場である「エアパークCOO」さんで撮影しているのです。
とにかく周囲に何もない高台をという撮影部と美術部からの要求に、制作部が県内を探し回った結果、ここが選ばれました。
なんせ、パラグライダーの離陸場ですから何もないのは当然。覚三役の大和田健介さんが劇中で観ていた先は畑と田んぼだったわけで、ここにCGで造った街並みを合成し、見事に明治の東京へと観客を引き込んで行くのです。
このCGも大変凝っていて、よく見ると工場から上がる煙や動く人力車、人々の往来がちゃんと再現されていますよ。
もうひとつ石岡は、廃仏毀釈の場面で覚三が焼け爛れた仏頭を手に泣き崩れるシーンをロケしてます。
ここは善光寺さんと言う、室町時代中期の1501年(文亀元年)に建てられた歴史あるお寺さんです。
楼門は国指定重要文化財なのですが、驚くことに撮影に使用した本堂は本当に崩れ果てた姿のままなのです。
ロケでは有名な場所なので、テレビや映画でご覧になった方もいらっしゃるかと思います。
そんな思い出の詰まった石岡で、沢山のお客様にご来場いただき本当にありがとうございました。

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