復興支援映画 岡倉天心をテーマとした映画「天心」

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石井竜也氏発案の缶バッヂ

tenshin okakura

価格:1個300円(税込)

復興支援映画「天心」は、個人・団体・企業からの協賛金(1口10,000円以上)を製作資金としています。
まず10,000人のご協賛をいただければ、クランクインできる道筋が作れます。
20,000人のご協賛をいただければ、全国に公開上映することができます。
そして、ご協賛していただいた方々には次の特典がございます。

【一般特典】
 映画協力券1枚/1口+グッズ+映画のエンドロールにお名前を入れます
【企業団体特典】
 50口以上の企業・団体様には、「天心を応援する企業・団体」(仮称)として紹介ビデオ(1分程度)をDVD発売時に特典映像として収録します。

以下、随時協賛金の状況をお知らせ致します。

【協賛金状況】
10%(平成24年3月28日現在)

3月25日(日)
 今日は北茨城。いつも力強いご支援いただいている五浦観光ホテルさんへ。ここには横山大観が住んでいた家(*後の別荘)も残されており、現在は客室としても使われています。映画「天心」でも重要な舞台になるため、撮影でもお世話になる予定です。


 そこで行われたのが「北茨城福幸祭~100年先への第一歩~」。北茨城の農産物や海の幸の安全性をPRするイベントで、北茨城市のご厚意で「天心」のPRコーナーも設けていただけました。
 朝、僕が着いた時には、すでに地元ボランティアの五浦観光ガイドの方々や福田良子さんらが勢ぞろい!イベント開始の前からチラシやカンバッジ販売の呼びかけを、夕方まで休みなく続けていただき、お陰様でカンバッジはなんと最高記録の300個!さすが天心の地元だけあって凄い!!本当に驚きました。


 今回の動きの中で、僕も初めて知ったのですが、呼びかけをするって、一見何でもないように見えるけど、かなりの勇気と根気と持続力がいる重労働なんですよね。天心と映画のために骨身を惜しまず協力してくれる地元の人たちの熱意に心底、痺れました・・・。本当に心から感謝、深謝です、北茨城のみなさん!
 イベントに来た人からも「映画が復興のシンボルになってほしい。とても楽しみにしています」と何人もから言われました。 
 この日のイベントのテーマは「100年先へ」。まさに天心は、約100年前に、この北茨城で「100年先」をめざし、誰も成し遂げなかった“奇跡”を実現した・・・
 100年目の今、映画「天心」も実現しなくては。100年先にも残るように・・・

3月24日(土)
 先日、お知らせした大洗水族館前の砂浜でのイベント「水族館deアート!~海浜の化粧~」の撮影に行きました。
 開催の数10分前まで、無情の春の雨が吹き付ける。しかし、海辺に参加者が出ると、奇跡が!雨は鎮まり、雲の切れ目からはわずかな陽光が出たのだ。


 そして、震災復興、鎮魂の願いをこめて、撒かれた珪藻土。海がピンク色に染まった砂浜は、まさに竜宮城へと誘うような幻想の世界。
 そこに、天心と親交があったインドの国民的な詩人タゴールにちなんだ展覧会を西ベンガル州でも開催された書道の大家、川又南岳先生が文字を書く。

川又南岳先生

 その字は「よみがえれ 常世の海」――
 瞬時に消える砂文字。風と波の大自然の前に消えるがゆえに、はかなくも、大切な思い・・・最後は「命」の一文字を書かれた川又先生。シンプルだがこれほど力強い言葉は、今、ないだろう・・・。
 イベントを企画された大洗水族館長の河原井さんも「海と、海の語り部である水族館の回廊の浜辺で、鎮魂と再生のイベントをやったかいがありました」と静かに力をこめて語られた。これからも水族館の枠を超え、斬新な挑戦を続けていただき、衝撃と感激のイベントを期待しています!

河原井館長

またまたやって来ました!水戸。今回は言わずと知れた梅の名勝、偕楽園へ。久し振りだったのですが、改めて、感激したのは入園無料なのですね。
全く覚えておらず、券売所を思わず探してしまいました。
いわゆる日本三大名園、金沢の兼六園、岡山の後楽園の中でもタダなのは、ここだけとか。
少々残念なのはこの日、梅は4分咲き。白梅はまだで、観梅本部の人によると今年は10日以上、もしや20日近くも遅いという、めったにない現象。やはり未曾有の天変地異&異常気象の余波か・・・
本来は観光でゆっくり来たいけど、今の自分には、そんな余裕ない。あるわけない・・・。
この日は、天心を応援する美女たちの「天女」コーナーの撮影で来たのです。
前々から告知していますが、近く、このHPでもアップするので、男性諸氏はじめ、女子の方々も乞うご期待!

(*左から梅大使の池田祥子さん、皆川美里さん)

 偕楽園に来たのは、もちろん、梅大使さんが目当て(笑)。さっそく、池田祥子さん、皆川美里さんに登場、願いました。お2人とも、大変真面目で、映画への応援メッセージをどう言うか、どんな内容にするか・・・控室でしばし美女トークで討論、熱論、激論?そのやる気に思わず感激。
 さて、場所探しは・・・ということで、観梅本部近くの紅梅の巨木の前に
行ったのですが、あたりには、その木しか満開状態なく、観光客の撮影スポットにもなっており、お邪魔になるので、少し歩くと・・・発見!千波湖という水戸名所の美しい湖を見下ろす崖の上に紅梅、白梅の絶景が・・・。

 激論の末(笑)だけあって、メッセージはスムーズ。僕もインタビューのようなスタイルで、自然体に撮影できたかなと。面白かったのは、梅大使さんは基本的に観梅本部の近くで撮影に応じるので、この場所がこんなに綺麗に咲いているのをあまり知らなかったとか。
 ちなみに、梅まつりは今月31日まで。イベントや出店も盛りだくさん!
来月になっても、レストハウスや園内の茶店は営業しているそうなので、梅が見ごろならば、ぜひ!詳細は→http://www.mitokoumon.com/
 
そして、美女は梅大使だけじゃなかった・・・。もう一人、「天女」コーナーで偕楽園に来てもらったのは、美女というより、美少女だった!地元、水戸の名門、大成女子高に通う白石玲子さん、17歳。

 これも以前書いたデザイナーの藤代先生の紹介で、水戸コンでのあいさつをさせてくれたのですが、その折、会ったのが先生のブレーンの白石さん。そのお嬢さんが玲子さんだったのです。たまたま、母娘でいらしていたので、今回「天女」のコーナーにご登場を願ったのです。

 初対面から、イマドキ珍しい純真かつ清楚なルックスに、すぐ目が行きました。少し話をしても、聡明かつ利発。才色兼備の王道という女の子・・・
制服姿も初めて見たけど、品性の良さが漂い、独特の控えめな可憐さがある梅花とマッチするように撮れた、かなと。本人は大学受験まっしぐら。    
 お母様の恵美子さんも美女。この美しき母にて、この美少女あり・・・ですね。撮影が終わり、たまたま帰りがけの玲子さんに会ったのですが、その時、屋台で買った大きなじゃがいもを頬張っていた、その顔のあどけなさ、幼さ・・・少女は日々、呼吸し、日々、変わる・・・という言葉を何かの詩歌で読んだけど、まさに、17歳の早春・・・今しかない、切なく、だからこそ輝く美しさ・・・。 
 その後、すぐ近くの千波湖畔にある映画「桜田門外ノ変」の巨大セットへ。ここは撮影後もセットを残し、展示会やイベントも行う水戸の新名所。この「天心」のHPにもありますが、今月31日まで「六角堂復興パネル展」が開催。
私が撮影・構成した六角堂再建を紹介する記録映画も上映中なので、梅まつりの後は、ぜひ。石井竜也さん発案のカンバッジも販売しています!
詳細は→http://mitoppo.jp/

 ここで働く谷田部さんが毎回、天心の事務局会議に足を運んでくれ、貴重なアドバイスをしてくれる熱き男。今回も彼の計らいで、女性スタッフを集めてくれました。もちろん、ここにも「天女」に逢いに来たのです!


   とにかく、この桜田門はディテールと広さが凄い!時代劇のセットというと、どこかチープな作り物を想像想するかもしれないが、ここは全然違う。
 映画に出演した渡辺裕之さんが、柱や壁の一つ一つが本物でこれほど素晴らしいセットは初めてだった・・・と語っていたほど。
 井伊家の屋敷御門の巨大セット前で、女性スタッフたちに、またまた応援メッセージを。お揃いの「桜田門」の文字が書かれたハッピを来てもらい、閉館時間の寒風の中で、みなさん、ありがとうございました!

 その帰りがけ、夕暮れの厳しい風が吹く千波湖のほとり。ベンチに腰掛け、暮れゆく湖面を見ながら、ふと・・・佐藤純彌監督の名作「新幹線大爆破」を思い出した。中1の時に観て、その緻密なアイデアと、邦画離れしたダイナミックでスリリングなストーリー展開、高倉健さん、宇津井健さんら超豪華キャストたちの火花散る演技に圧倒されまくり、映画本来の持つ娯楽性に痺れた。 

 そのアイデアがキアヌ・リーブス主演のメガヒット作「スピード」の原案になったのも有名な話。たまたま、脚本を書かれた小野竜之助さんとは昔、一献させていただき、ハリウッド映画化の裏話など、貴重なお話も伺えた。

 寒風に揺られながら、携帯グーグルで検索すると、「新幹線・・・」を佐藤監督が撮られた時は、43歳――。僕より5歳も若かった。

 こういう時に必ず、頭に浮かぶ中原中也の詩がある。

 「ああ、おまえは何をしてきたのだと、吹き来る風が私に言う」

 だから、今しかない・・・

 この日まで、3日間水戸に連泊。バスにて大洗水族館へ。都合いい事に水戸駅から直通のバスがありました。
 この日は酷い春雨だったのに、駐車場も館内もとても混んでいて、ややびっくり。しかし、周知の通り、風評被害で昨年夏、8割も海水浴客が激減したという大洗。2月の来場者数も前年比3割減と客足の回復には至らないとか。
厳しい経営状況の中で、4月8日まで、10周年記念で入場料を半額に!
大人900円、小中学生が450円で入場できるそうです。

 期間中は、100万尾に1匹ともいわれる「奇跡の黄金ナマズ」も特別展示され、大洗では今しか見られない!とか。これ、必見でしょう。他にも名物のイルカショーなど盛りだくさん。詳しくは→http://www.aquaworld-oarai.com/

(左が河原井館長)

 以前からお目にかかっている河原井館長さんにお会いしたところ、僕に記録映像の撮影をと言っていただきました。
 それは、3月24日、水族館前の砂浜で開催される復興祈念のイベント「水族館deアート!」の記録。今日は、その下見と打ち合わせに訪れたのです
 イベントは茨城県に住む造形作家の伊藤公象さん、書家の川又南岳先生、舞踊家の萩谷京子さんという超豪華陣が参加!同館前の浜辺で素焼きしてピンク色がかったケイ藻土を伊藤さんと一般参加者が散布。川又先生が砂の上に文字を書き上げ、萩谷さん監修の舞いを娘・紀衣さんらが披露するのです(*詳細は→http://www.artgene.net/event3.php?EID=11372

(*中央が川又先生)

 有難すぎる言葉に、こうして県内を歩き続ける事の歓びを体感。そのご厚意に答えるべく、全力を注ぎたい!

 実は大洗は僕のおばあちゃんの故郷。しかも、おばあちゃんは94歳で今も元気。耳が少し遠い以外には足腰もしっかりして、行方市にある息子夫婦の料理屋を手伝い、お昼の弁当詰めを毎日しています。
 
 ちなみに前回の大震災、つまり関東大震災も小学校の時に体験。しかし、大洗はほとんど揺れず、津波もなく、全く気がつかなかったとか。そんなおばあちゃんの故郷が今、元気を失っている。だからこそ、その砂浜に刻まれて、瞬時に消えていく、日本を代表するアーチストたちの芸術を刻み付け、後世に残したい・・・大洗を、茨城を力づけるモニュメントにしたい・・・と。
 皆さんも、3月24日、大洗に行こう!奇跡と軌跡を観に・・・
 この日は、川又先生に水戸まで車で送っていただき、阿字ヶ浦の鬱蒼とした森が広がる超神秘的な酒列磯前神社、東京にもまず無いような、広くて素敵な茨城名物のおしゃれな喫茶店「サザコーヒー」本店、そして、水戸にある先生のご子息の居酒屋さん「圓座」にも連れていっていただき、美酒と美味しい創作料理をご馳走にまでなってしまいました。
  
 川又先生は、安倍晋三元首相と共同で、あの有名な「美しい国 日本」の文字を揮毫し、茨城空港で、今年の干支「龍」の文字も書いた国際的な書道家。映画「天心」の実行委員にも入っていただき、もちろん、「天心」の題字をお願いしています。
多くの皆さんに、大変お世話となった一日。ますます映画実現への思いを新たにしました。

  この日は、水戸にて、定例の事務局会議。やはり、最大のテーマは厳しい現在の集金状況だった。正直言って、目標はまだ遠い。不景気に重なった震災の余波・・・たしかに水戸をはじめ、茨城各地を歩くと目につくシャッター商店街と改修中の建物。みなさん、余裕がないのは当たり前。協賛をいただけるのは奇跡に近いと大げさでなく思う。厳しい現実の中で感謝を忘れず・・・・

 しかし、吉報もあった。「天心」の撮影を担当する芦澤明子さん。邦画界では珍しい女性キャラマンのベテランだ。僕とはダンカンさん主演のサスペンス映画「ダーク・ラブ」やフジテレビの「元ミス日本」のその後の人生を追ったドキュメンタリーでご一緒した。大ヒット作「60歳のラブレター」や同じ茨城が舞台で天心の弟子、陶芸家、板谷波山を描いた「HAZAN」など、数々の名作、話題作も撮った人。その彼女が撮影した新作「わが母の記」がモントリオール国際映画祭の審査員特別グランプリを受賞したのだ。
この映画祭では、あの「おくりびと」もグランプリを受賞し、オスカー受賞の前哨にもなった。今回「天心」の編集をしてもらうのは「おくりびと」も
担当した重鎮の川島章正さん。最強のスタッフが揃い、「天心」もモントリオールをめざそう!と気炎が上がった。苦しみの先に、オーバー・ザ・レインボーか・・・。

野澤さん撮影

 夜は、水戸の県民文化センター小ホールで、ドキュメンタリー映画「無常素描」の上映があった。東日本大震災から1か月経ったGWに、被災地の姿をキャメラに収めた世界最速のドキュメンタリー。
 上映の前に、企画をした310+1(ミトプラスワン)の方に無理を言って「天心」のPRあいさつと予告編の上映をさせてもらった。司会をした寺門さんや谷田部さんは「天心」の事務局会議にも毎回参加してくれ、貴重で親身なアドバイスをしてくれる。若くて、熱くて、何より映画を、茨城を最も愛する人たちだ。カンバッジの販売もしていただき、同じ女性スタッフの木村さんも懸命に呼びかけをし、手伝ってくれた。さらに渡辺裕之さんの講演会スタッフだった市役所に勤める野澤さんは、その時に知り合い、父上様も郷土史研究家で、天心・大観への造詣も深い。皆さまのお陰で、バッジはこの日、完売となった。本当に感謝、多謝!です。ミトプラスワンの詳細は→http://sites.google.com/site/3101cinemaproject/homeまで

 上映後、磯崎寛也さんと面談。
 磯崎さんは、TBS赤坂サカスのエリアや、愛知県の愛・地球博記念公園、さらには上海でも、アートプロジェクトやイベントを開催し、国際的に活躍する協会NANJO and ASSOCIATESの代表さんだ。恩田陸さんと同級生だった水戸一高では映画研究部に属し、早稲田大学で美術史を学んだ筋金の映画&美術人で、天心への造詣も大変深い。そのブログは天心学習の教本にもなるほどで、必見です!→http://www.ith.ne.jp/president/

磯崎さん。まさに俳優のようなクールハンサム!

 

 実は、僕へのエールもすでに2年前の2月にブログで綴ってくれ、「鬼が鬼を描く」という切り口で紹介してくれている→
http://www.ith.ne.jp/president/au/2010/0205/907.html

 この夜は、熱く映画話を交わした。水戸に芸術大学を!という高邁で面白い構想も持っている。磯崎さん、一緒に「天心」をぜひ実現しましょう!今日は、磯崎さんのブログの言葉でしめくくります。

お金の集まらない映画「岡倉天心」の監督に電話した。
皆、もう一つ伸び悩んでいる。
回路が開かない。
しかし目指す未来はある。

3月1日(木)きっと笑える日は・・・来るか

 この前日から、またも協賛集めに苦闘奔走!今回は母親の故郷である行方市や、アントラーズで知られる鹿島方面へ。神栖→鹿島→北浦→行方→神栖→大洗と超強行軍で回り、行方市、神栖市と2人の市長にもお会いし、諸々のお願いをしてきました。協力的な返事をいただき嬉しい限り。

 1日に訪ねたのは、行方市にある霞ヶ浦ビレッジパーク芸術村。ここで素敵なデザイン事務所と工房を構えるのが藤代範雄さん(下記左)。

つくば科学万博会場内のデザインや、長野五輪のポスターも手掛けられ、フランス、スイス、ロシアの芸術祭でも入選、受賞された世界的にも有名なグラフィック・デザイナーの先生です。そのオフィスがまた素晴らしくアート的!

雑木林の庭にシュールな彫像が並ぶ森の中のアトリエに案内されると、何とその壁には巨大な天心ポスターが!

先生は天心に大変造詣が深く、今回の映画にも多大な協力をしてくれ、この

ポスターもわざわざ無償で製作してくれたのです。「天心は日本の美術、文化を可能性を広め、現代アートの原点にもなっている。そんな人がこの茨城にいたのが奇跡。それを映画化することは素晴らしく、絶対に実現しましょう!」と熱く語ってくれ、僕もいつも勇気づけられています。

映画が正式に決定したら、ポスターも担当してくれるので、今から楽しみ!

先生の素晴らしい仕事はこちらへ↓

http://www.fujishiro-design.jp/

 

ちなみに、上記画像の左に映る恰幅のいい人(笑)がマエPこと前山くんです。本業は、守谷市や坂東市で倉庫や運送業を営む会社の社長さん。

日大芸術学部の演劇学科卒で、あの爆笑問題の太田さん、田中さんと同級生!

若き日の彼らと青春を過ごし、演劇界の名優、加藤健一さんの事務所に入り、日大アメフト部を描いた、宍戸開さん、富田靖子さん主演の映画で準主役も務めた元俳優なのです。今も本業の傍ら、地元で演出、主演の舞台をする熱血漢。

 

いつも僕と回ってくれる心強い相棒で、この2日の強行軍も一緒でした。

前日は、僕の叔父夫婦がやっている行方の料理屋で「あの時は、先行きもわからず、がむしゃらにやっていたけど、今は良かったね・・・なんて言える日が早く来るといいですね」と飲みながら、しみじみと・・・。

 

「きっと笑える日もくるわ」今まで、何度、そう思ったことだろう・・・

 

3月2日(金) 悲しき日本アカデミー賞授賞式

 この日は初めて、日本アカデミー賞の受賞式へ・・・もちろん招待でなく(苦笑)自腹1万円なりを払って。映画大ファンの従兄の人が一度見たいと前々から言われ、同伴で行ったのです。アカデミー協会に入会して約20年で初めて。さまざま思いもあり、誘われなければ、中々行かず・・・

賞の結果は僕ごときが今さら言う事でもなく、どうぞスポーツ新聞なり、HPなりでご覧ください。強く印象に残ったのは、特別賞を取った高峰秀子さんの夫、松山善三さんがあいさつの時、言葉につまり、娘の方が代わって「父は母が亡くなってから、言葉が出ないようになりました」と涙ながらに話されたこと。99歳の新藤監督が車いすで登場し、感激の言葉を出されたこと。

そして、昨年、亡くなられた映画人の紹介で、撮影の安藤庄平さん、女優の沖山秀子さん、脚本家の石堂淑朗さんなど素晴らしい映画人が亡くなられた事を知らなかった自分の愚かさを心から恥じたこと・・・。

僕の座った指定席は記者席より後ろの最後列から3烈目の席。レッドカーペットすら全く見えず、ステージもゲストの席もはるか遠く。そこだけがスポットを浴び、自分はまさに疎外された闇の中にいるよう。ステージの監督は僕と同世代か、若い人もいて、はるかに取り残された気分に猛襲され・・・

従兄には「そのうち、君が受賞して、良い席に座らせてくださいよ」と励まされたが・・・。

いつか、あのステージへ行くぞ!行ってやる!・・・なんて、もう今の僕は思わない、思えない。そんな余裕ない。ない!ない!絶対ない!

2月19日(日)古河市の本格派合唱チームが予告編の名曲を!

 

この日は古河市へ。驚いたのは、私の家の日暮里から何と電車で1時間!

知らないもんだなあ・・・意外に近く、横須賀と変わらない。

取手も40分くらいだし、茨城って身近なんだ。沿線に30年近く住んでて

恥ずかしい限りです。

 

この日は、古河市民の人たちから成る混声合唱団「らん」の人たちが予告編に使う「アメイジング・グレイス」を歌ってくれました。この歌詞を作ったのはイギリスのジョン・ニュートンという人。黒人奴隷の貿易商人だったが、航海中に激しい嵐に遭い、神に熱心に祈った所、奇跡的に助かり、以後、過酷な奴隷の待遇を改善。最後は改心して牧師になったとか。祈り、哀悼を感じさせながらも、神々しさ、気高さを感じる名曲で、どこか深遠な藝術の道に挑んだ天心、大観、早逝した春草のイメージにぴったりだと。そして、悲しくも3.11で無残に一変してしまった北茨城への追悼にもなる曲となりました。

 

CDの曲は歌手の著作権もあるので、歌を全部入れ直したのです。嬉しい事に、「らん」の皆さんは全員ボランティアで、東京在住の方も半分くらいいて、わざわざ古河まで来てくれたのです!予想以上に大人数で、もちろん声量や技術も古河や東京でもコンサートを行う本格派で、本当に感動しました!この曲を入れ替えた予告編は、近くHPにもアップしますので、乞うご期待下さい!

(*指揮&編曲してくれた酒井さん)

指揮者の酒井さんは東京芸大音楽学部卒の本格派。編曲までもやっていただきしかも、お嬢さんの蘭子さんがボーカルで美声を披露してくれました。何と本職は栃木で陶芸作家をやっているとか。肝心の歌唱力は透明感と強さもあって素晴らしく、さすが父上譲り!おまけに美声に劣らず、美人!と天は二物を与えたまえたのです。彼女の映画への応援メッセージもやがてHPで流す予定なので、こちらもご期待ください!この皆様の応援に必ず答えたい!答えねば・・・

(*ボーカルの蘭子さん 23歳!)

3月3日(日)この日は下館の美術館に参りました。そこで開かれたのが「波山の夕べ」。
天心の弟子で、文化勲章も受賞した陶芸家、板谷波山の故郷です。榎木孝明さん、南果歩さん主演で映画化もされ、この日は彼の誕生日で、「震災とやきもの」というテーマで講座イベントが開かれたのです。
 企画をしたのは、地元で大正時代のとても瀟洒な建物で歯科医をされている一木さん。そのお取り計らいで、またも「天心」の飛び入りPRをさせていただきました。本当に感謝、有難うございます!
さらに、波山研究の第一人者、学習院大学の教授で、映画「波山」の原案も担当された荒川正明先生の講演もありました(*下写真・中央の人)
耐震設計などなく、天変地異で一瞬で消えしてしまう茶室のような、日本のもろい建造物には、徒然草にも見られる“無常”がある・・という講義は秀逸。
思えば、天心が愛した六角堂も同じ“無常”の運命をたどったのだ・・・と。

 その荒川先生をご紹介いただいたのが長久保徹さん(*上写真・右)。
音楽家であり、歌手であり、詩人であり、エッセイストであり、塾の経営者でもあるマルチ人。あのヤマハポプコンの元関東代表であり、何と「フリーター」という言葉の生みの親だとか!

さらに、荒川先生の親戚で、この日は幼少のころから40数年ぶりの再会になったそうです。長久保さんとは、水戸でのドキュメンタリー映画の上映会で、ライブがあり、穏やかに力強く原発などの社会批判を訴える歌声と姿に感激。その日の打ち上げですっかり意気投合し、以来、嬉しい事に天心も熱く応援してくれています。
とにかく彼の音楽は素晴らしく、レコーディングされたばかりの「咲きわいなさい(幸わいなさい)」は、歌詞といい、女性ボーカルの温かみといい、メロディといい、久々に心に沁みた名曲。
水戸市内を走る車内で聴かせてもらい、あまりの切ない感動に、その日の
一献まで痺れっぱなし。この名曲を今後、僕が演出するテレビのドキュメント番組でも使用するつもりです。
長久保さんの詳細は→http://www.poemix.com/corporate/corporate.html

 夕べの会の後、こちらも飛び入りで、打ち上げに参加させてもらいました。
明治時代から受け継がれたという老舗の料亭「荒為」さんの蔵の中が会場!
素敵なお部屋で、ちょうどひなまつりの日ゆえ、春情緒たっぷり。と、そこに、まるでお姫さまのような美人が・・・・!

 (*中央がくみさん、左が弟さん)
 川崎で美術古陶磁復元をされている繭山さんのお嬢さん、くみさんとその弟さんです。何でも親子3代にわたりお仕事をされているとか。そして、やはりくみさんは東京理科大の準ミスキャンパス!僕の目に狂いなし。
彼女も「天女」コーナーにそのうちアップしますので、乞うご期待。
そしたら、お父様の浩司様が、何と協賛に協力いただいたのです!嬉しい限りで、2時間かけて、下館に来た甲斐を心から感じました。有難うございます。
繭山さんご家族により多くの幸あれ!僕も「天心」実現めざします。